みなさんは苔の撮影にどんな機材を使っていますでしょうか?
私はスマートフォン+マクロレンズの組み合わせで苔を撮影しています。
この記事では、私が使っているマクロレンズにてついて紹介してみます。
レンズ毎に魅力があるので、この記事がマクロレンズ探しの参考になれば幸いです。
そして、オススメのレンズや機材があれば、ぜひ教えてください。
ページ後半には各レンズで撮影した苔のギャラリーを用意してあります。
レンズのスペックだけではなく、実際に撮影できる写真として参考してみてください。
私のスマートフォンのカメラ性能
私が現在使っているスマートフォンはAndroid One S3(S3-SH)です。
いわゆるローエンドというもので、スマホの性能は高くはないです。
このスマホであっても、カメラの画素数は1,300万画素ほどあります。
ある程度割り切っていれば、写真撮影に関しては十分な性能があるでしょう。
(私が最初に使っていたコンデジは70万画素でした…すごい進歩ですね)
カメラの最短撮影距離を測ってみたところ約6cm。
これ以上撮影対象に近づいてしまうとピントを合わせることができず、写真がボケてしまいます。
この距離で写真をとると、撮影対象の約8cm分を写し取ることができます。
以降のマクロレンズの紹介では、このスマホの性能を基準にしています。
セリアのマクロレンズ
マクロレンズはなんと百均でも売られています。
私が見た限りではダイソー、セリア、キャンドゥーでは売られていたはずです。
百均のマクロレンズはわずかな差があり、セリアのものが倍率が少しだけ高かったはずです。
そういうわけで私はセリアのマクロレンズを使っています。
とはいえ極端な差はないので、どの百均マクロレンズでも同じような写真が撮れます。
セリア(百均)のマクロレンズの魅力は、なんといってもそのコスパ!
100円を出すだけで苔をこんなにも近くで撮影することができます。
後述していますが、高いマクロレンズを買っても価格ほどには倍率が大きくなりません。
初めてのマクロレンズを買いたい、という方には百均のマクロレンズがオススメです。
最短撮影距離 | 1.5cm |
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撮影距離 | 1.5cm~1.5cm |
写真に写る範囲 | 1.5cm分 |
実質倍率 (レンズ無しのスマホカメラとの比較) | 約5倍 |
その他 | 100円! 1つ目のマクロレンズに最適 |
15倍マクロレンズ(Yarrashop)
Amazonで購入したYarrashopのマクロレンズです。
(なんだかとても似た商品もありますね……?)
このレンズの特徴は、焦点を合わせる距離に幅があることです。
レンズ無しだと遠すぎる、でもセリア(百均)のレンズだと近すぎる、
という場合の中間的な役割をこなせます。
中型~大型の苔の場合は、苔単体ではなく苔を風景の一部として写真に収めることができるんです。
ぜひギャラリーを見てほしい……
私の多くの投稿で1枚目の写真を飾れるのがこのレンズを使った写真ですね。
その分、小型の苔の撮影には不向きです。
最短撮影距離 | 3cm |
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撮影距離 | 3cm~5cm |
写真に写る範囲 | 3~7.5cm分 |
実質倍率 (レンズ無しのスマホカメラとの比較) | 2.5~1倍 |
その他 | 個人的なオススメNo.1 YarrashopとLuxsureは何が違うの……? |
20倍マクロレンズ(Princeton PIP-CK5MB)
過去に 20倍マクロレンズの使用感 で紹介したレンズです。
PrincetonのPIP-CK5MB。
残念なことに、すでに終売してます。
このレンズはセリア(百均)のレンズよりも高倍率で写真を取ることができるため、苔の細部や、小型の苔を撮影する際に使っています。
今買うのであれば(私は使ったことはないのですが)Kenkoのスマホレンズが評判が良さそうです。
苔によっては中肋が葉の先端から突出しているのかどうか、といったことも確認できます。
百均レンズよりもさらに苔を細かく撮影したい、という場合に使えますね。
欠点としては、焦点が合う距離が短いのでピントを合わせるのに苦労します。
最短撮影距離 | 1cm |
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撮影距離 | 1cm~1cm |
写真に写る範囲 | 約1cm分 |
実質倍率 (レンズ無しのスマホカメラとの比較) | 8倍 |
その他 | 終売 クリップ部はダイソーのマクロレンズのもの。 |
ギャラリー
スペックだけではわかりにくいと思うので、実際に撮影した苔の写真を紹介します。
このギャラリーには過去にInstagramなど投稿したものなどからお気に入りのものを厳選してみました。
セリアのマクロレンズ
申し訳ないことに、百均マクロレンズは普段使っていないので写真がほとんどありません。
記事のために慌てて撮ってきたコダマゴケを載せておきます。
15倍マクロレンズ(Yarrashop)
構図をいろいろと工夫できるのが良い点ですね。
背景を入れるためには苔を横から撮るのがポイントです。
横から撮るということはスマホの画面も横を向くわけで、撮影者は変な体勢になりますが気にしてはいけません。
20倍マクロレンズ(Princeton PIP-CK5MB)
小さな苔や、葉や蒴などの細かい部分を撮るのに向いています。
ピントが合う範囲が狭いため多くの写真がボケてしまうのが難しいところ。
最初にピントを固定してから、スマホカメラを移動すると調整しやすいです。
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