先日買った百均のマクロレンズにとてもとても感動したねここけです。
そこで私は思ったのです。
そう、もっと高いレンズを買えばもっとすごい感動に立ち会えるはずだと。
20倍マクロレンズを含めて、私が持っているマクロレンズを紹介する記事を作りました。
→ 苔写真のためのマクロレンズのススメ
20倍のマクロレンズを買った
買いました。
ビックカメラで¥1,980。
特に下調べもせずに家電量販店に直行してます。後悔はしてません。
私の持ってるスマホはiPhone5どころかiPhoneシリーズですらなく、Android One S1なのですが気にしてはいけません。
(というかよくこんな古いアクセサリ売ってたな…)
今気にするべきことはそんな些末なことではなく、倍率です。
20倍ですよ、20倍!
マクロ写真の感動も20倍に膨れ上がるに違いありません。
このマクロレンズ、本来であれば同梱されているiPhone5用のカバーに取り付けて使用するものなのですが、
私のAndroid One S1さんは、もちろんカバーを付けられません。
なので。
レンズを人差し指と中指で挟んで、スマホのカメラに押し当てて使います。
指の疲れなど、20倍の世界を楽しむためであれば安い犠牲です。
ちなみにカバーが付いており、カバーが接地した場所がちょうどピントが合う場所になっています。
カバーは透明なので、真っ暗になることはありません。
お試し撮影 – ホソバオキナゴケ
早速うちのホソバオキナゴケさんをモデルに撮影会です。
Android One S1のみ
まずはレンズを使わずAndroid One S1をできるだけ近づけてみます。
被写体には10cmぐらいの距離まで近づいて撮影できました。
そのままの撮影でも、悪くないですね。
さすがホソバオキナゴケさん。素体がよい。
ダイソーのマクロレンズを使用
次にダイソーのマクロレンズを使ってみます。
マクロレンズはやはり良いものです!
被写体には2cm程度の距離まで近づけました。
このあたりから「被写体に近づきにくい」という問題がでてくることがあります。
特にこのホソバオキナゴケさんはケースの中で育てているので、ケースとスマホがぶつかって思うように撮影ができません。
野外での利用に関しては、まだそれほど問題はなさそうです。
20倍マクロレンズ
真打ちの登場です。
どんな写真が取れるでしょうか?
!!!!!
どうですかこの距離感!この世界観!
素晴らしい、素晴らしい力を手にしてしまった。フフフフ…
苔の中に白いつぶつぶが見えますね。
一体私は何を写してしまったのでしょう。。。!
というのは気持ちの半分でして、
残り半分の気持ちとしては「使いにくいな」というものでした。
撮影の際、被写体には5mm程度の距離まで近づくことができました。
お試し撮影会で思ったこと
なんといいますか、高倍率のマクロレンズはピーキーですね。
すごい接写ができるのはそうなのですが、それ以上に使いづらい。
使いづらいと感じた理由は次の2つ。
- ピントが極端
- 暗い
■ ピントについて
おそらくマクロレンズ全般の話かと思うのですが、ピントが合う距離がとても狭いです。
苔の全体像を写そうとすると、真横から撮影しないといけない。
葉の一枚や、下手をすると葉の先端ぐらいにしかピントを合わせられません。
今回の写真を撮影するためにもスマホの位置をこねくり回して試行錯誤する必要がありました。
■ 暗さについて
必然的に苔に覆いかぶさって撮影するので、ほぼ必ずスマホの影になってしまいます。
カバーが透明とはいえ、環境光は頼りにすることができません。
撮影時にスマホのライトを点灯させて撮影しました。
確かにどちらの傾向もダイソーのマクロレンズを使っていた頃からなんとなく感じていたことではありました。
まさかこれほど使いにくいとは。
感想
20倍マクロレンズ、良いものなんです。
新しい世界が見えたような気もします。
良いんです、が、良さを打ち消してしまうぐらい使いにくかったです。
じっくり時間をかけて、どうしても高倍率で取りたい苔を頑張って撮影する。
そんなときには使えるかもしれません。
普段遣いなら、ダイソーので、十分だなぁ。
お手軽な上にマクロ撮影の満足感が高い。
結論: ダイソーすごい
補足
百均マクロレンズあれこれ
いろいろなサイトを見ていると、ダイソーよりもSeriaのマクロレンズの方が少しだけ高倍率らしいです。
今度はSeriaのを買ってみたい。
「iPhone 5s/5用 マイクロスコープレンズキット」について
製造元のプリンストンさんのサイトを覗いてみたところ、「販売終了」と記載されていました。
執筆時点ではまだAmazon等には在庫が有るみたいですが、現品限りという感じのようです。
え、今どきiPhone5用のアクセサリを買う人なんていないって?
うん。わかる。
というか、世の中にはクリップ式の20倍、さらには25倍のマクロレンズが発売されてるっぽいですね。
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