寄り道 – 国立科学博物館附属自然教育園

苔散歩

突然、待ち合わせまで40分ぐらい空いてしまったので、山手線を途中下車して国立科学博物館附属自然教育園に寄り道してきました。

国立科学博物館附属自然教育園

国立科学博物館附属自然教育園は目黒駅から徒歩10分ほどの距離にある森林緑地です。
主には広葉樹林が広がっていますが、池、沼、湿地、小川など、苔の生息も期待できるような環境が整っています。

今回は待ち合わせまで40分しか時間が空いていません。
駅までの往復を差し引くと20分ぐらい。
じっくりは見られませんでしたが、いくつか苔を発見することができました。

第一苔

受付のある教育管理等を入ってしばらく、 路傍植物園にはヤマブキやシャガ、ニリンソウなどが咲き誇っています。
春ですね。
いい季節です。

路傍植物園から手の届く範囲では、苔らしい苔を見かけませんでした。
日当たりも良く乾燥しているからでしょうか。

最初に見つけたのは水鳥の沼に向かう途中、ガイドマップで「館跡」と記載されているあたり。
第一苔を発見です。

ノミハニワゴケ?
見た目だけならハネヒツジゴケも似ていることに気づいて混乱中です。

生い茂る、というほどではないですが、赤い蒴が生えていて良いですね。

第二苔

もう少し進んで水鳥の沼に向かうための階段を降りていると、階段脇に何やらいました。

ズームレンズを取り出して拡大してみると、大きめの葉が左右に重なりながら枝を伸ばしている。
葉が重なってるからチョウチンゴケ科ではなさそうなのだけれど、今の自分じゃ同定できませんでした。

追記

Twitterにて「キャラボクゴケではないか」とのコメントをいただきました。
改めて調べてみます

第三苔

水鳥の沼の辺りについた。
階段を降りてきたこともあり、湿度が高めの場所みたい。
沼に面した石垣にマットを形成している苔を発見。


蒴がないので自分には見分け付きませんが、ノミハニワゴケに似てる気がしてます。

小さな虫が休んでいたので一緒にパシャリ。
たぶんソラマメヒゲナガアブラムシの有翅形みたいです。

目覚めたばかりなのか、写真を撮っている間はほとんど動くことはありませんでした。
気づいたらいなくなっていましたが。

タイムアップ

ようやく水場についたと思ったらもう引き返す時間になってしまいました。
水場にあった他の苔や、帰路にようやく気づいた苔など、撮り逃した苔もあります。

皆様も機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか?
入園料は今日の時点で310円。
国立科学博物館のリピーターズパスでも入園することができますよ。

散策していて思いましたが、カメラを携えて写真を撮っている方が多かったです。
苔の撮影って、街中だと目立ってしまうのですが、ここなら気にする必要はなさそうです。

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