【苔散歩】ムチゴケ

苔散歩

コロナのワクチン摂取をしたものの38度を超える熱が出てしまってダウンしていました。
厚労省のページを見た感じだと1回目の摂取で37.5℃を超える発熱は4%程度しかいないらしいのでレアケースを引き当てました。やったぜ。

さて今回は先日から続いている長野の苔紹介の続きです。
今回紹介するのはこちら、白駒池の周辺で撮ってきたムチゴケです。

ムチゴケは苔類のウロコゴケ目の一種だそうです。
この見た目でも苔類なんですね。

何が”ムチ”なのか?と思っていたのですが、図鑑に答えが書いてありました。
茎の裏側から、鞭枝(べんし)と呼ばれる枝を出していることが由来のようです。
私の見た図鑑には鞭”糸”と書かれてましたが、ネットの検索ヒット数でも意味的にも”枝”の方が正しそうです。

写真を見直してみると、確かに丸印をつけたところに鞭枝と思われる枝が確認できます。
ふむ、これが鞭か。

また図鑑いわく、別名は「ムカデゴケ」だそうです。
枝の先端が丸まっているところなどはダンゴムシに見えますね。
どちらかというとヤスデに似てるなぁと思いました。
ちなみに「ヤスデゴケ」はまた別の苔として存在してました。

ためしに「ムカデゴケ」で検索してみても地衣類のムカデゴケ科しか出てこないんですよね。
マイナーな呼び名なのか、名前が被ってるから使われなくなたのか。

またムチゴケは近縁種としてコムチゴケやヤマトムチゴケも多く見られるとのこと。
区別の方法としては葉の裏側についている「腹葉」の形状で見分けるとのことですが、今回はそこまで写真を取れていませんでした。
今回のこの子も実は上記の近縁種かもしれません。。。

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