我が家には数年前に購入したクジャクゴケがいます。
2回のテラリウムの移し替えと2回の家の引っ越しを越えてきた我が家の古参苔の1つです。
なのですが、これまでは「枯れてないけど元気もない」という状態がずーーっと続いていました。
わずかに新芽は生えるのですが、弱々しく、さらには伸びるわけでもない。
たまに伸びるものといえば、小さな葉をつけた茎があてもなく伸びていくだけ。
「クジャク」の名が泣いてしまいます。
そんな彼だったのですが!
今回、置き場所や水やりの試行錯誤の末に、ようやく元気な新芽が出てきました!
しかも順調に伸びています!!
まだクジャクゴケらしさはない新芽ではあるのですが、かなり嬉しいのでここに防備録を兼ねて情報をまとめておきます。
我が家のクジャクゴケの歴史
辿れる範囲で写真を追いかけてみるとこんな感じでした。
購入
最初の購入時期や写真は見つけられず。。。
たしかネット通販でクジャクゴケのパックを買ったはずです。
この子は他の苔より半分のサイズのパックで売られていて、なおかつお値段も2倍だったような記憶。
それなのに百均の瓶に、土も入れずに直接ねじ込んでいました。
よく枯れないでいてくれた。申し訳ない。
2018年4月
1回目のテラリウム移し替え。
ここではなぜか不透明な容器に移し替えていました。
たしか大きめの容器を探していたはずで、当時は透明な容器を見つけられなかったのかなと。
コケリウムとしてはゼオライト(百均購入品)の上にけと土(ホームセンター購入品)を乗せていますね。
当時の中身はこんな感じでした。
真ん中に新芽の集まりを寄せただけのシンプルスタイル。
この新芽たちが立派に育つを事を期待していたのですが。。。
2020年02月
2回目のテラリウムの移し替え。
期待していた新芽はものの見事に枯れてしまっていたのでした。悲しい。
苔そのものは多少なりとも増えていますが、あまり成長できない低い子であったり、徒長したような子が多かったです。
2回目の移動先はダイソーで購入したデコジャー(L)。
丸めなシルエットと、容量の大きさがお気に入りの容器です。
今回もゼオライトの上にけと土を乗せているだけのスタイルです。
土だけじゃなく、おしゃれポイントとして「その辺で拾った石」を2つも入れています。
うんうん、いいですね。。。土台だけなら。
ちなみにこの容器は、容器探しの記事にも登場していたあの子です。
2021年12月現在
わずかではありますが、ようやく新芽が生い茂ってきました!
嬉しい!
特にお気に入りのポイントは、石の上から生えてきた2本の新芽。
新芽の透明感がいいですね。
クジャクの名前にふさわしい子に育ちそうな予感がします!
クジャクゴケの育て方
我が家での歴史を振り返ってみましたが、具体的な問題点がどこだったのかは不明なままです。
おそらく要因は一つではなくいろいろあったのでしょう。
ここからは今現在の私の育て方を紹介します。
もっといい育て方があれば教えてほしいぐらいです。
容器
苔の容器は上にも書いたとおりダイソーのデコジャー(L)です。
丸みを帯びたシルエットがかわいい容器ですが、育成に関係するのはおそらく容器の高さでしょう。
容器は15cm程度の高さがあり、苔はその下半分に植えてあります。
感覚的な話ですが、容器内にどれだけ空間を用意しているかで育成状況が変化する、ような気がしています。
また、蓋のパッキンは取り外してあります。
なのでクローズドよりはセミオープンに近い環境を作っている印象です。
クローズドかセミオープンか、というのは確実に苔の育成に影響を与えます。
クローズドタイプにすると湿度過多になるようで、苔が徒長してしまうことが多い印象です。
置き場所と明るさ
容器を置いているのは東向きの窓際から30cmほど離れた場所です。
昼間はレースのカーテン、夜はさらに通常のカーテンを閉めています。
この説明だけだと抽象的なので、照度を測るスマホアプリで測定もしてみました。
私が使っているのは「照度計:Smart Luxmeter」というアプリです。
(このアプリはAndroid版しかないようなので、iPhoneの場合には「照度計」などでアプリを探してみてください。)
測定したのは12月の日中、窓の方向はほぼ真東です。
スマホの角度や窓からの距離で値がぶれますが、600~1200lx程度の明るさがあるようでした。
水やり方法と頻度
今の私のやり方では、水やりが必要かどうかを容器の側面に水滴がついているかどうかで判断しています。
側面に水滴が多くついているようであればその日の水やりはしない、側面が乾いているようなら霧吹きを3、4プッシュ程度与えています。
この状態なら水をやる。
霧吹き直後でなくても全体に水滴がついていれば水はやらない。
また、土が乾いているようであれば水差しを使って水を追加することもあります。
土の色で判断が難しい場合には、コケリウムを持ち上げたときの重さで判断します。
今後の課題
今現在の水のやり方では、コケリウムの様子を毎日チェックする必要があります。
時折水やりを忘れてしまったり、旅行などで家を空ける祭には少し心配になることがあります。
正直今の水やり頻度は多いな、と。
苔テラリウムの管理方法などを探すと1週間に一度程度というのをよく見かけます。
霧吹きはオプションで、水差しがメインだったり。
他の方法も試していきたいと思います。
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