GW中に藤沢を散歩してきたので報告です。
ハマキゴケ
ショッピングモールの端、生け垣の地面に生えていました。
日当たりの良い地面にツメクサやタンポポと一緒に茂ってます。
日当たりの良い環境なので、乾燥に強い苔が候補になります。
葉は楕円形、中肋は葉先まで到達しているように見えますね。
コロニーはマットを形成している、というのでしょうか。
茎は密集していて横に広がっています。
緑色が綺麗ですね。
ハマキゴケでしょう。
ハマキゴケの名前は乾いた時に丸くなることに由来しているそうですが、今回見つけたこの子達は綺麗に広がっていました。
雨が降ったのは二日前。
ショッピングモールの生け垣なので、水でも撒いているのかもしれませんね。
ヒナノハイゴケ & コダマゴケ
街路樹に苔がたくさん生えてました。
樹皮の覆っているほとんどはこの子
葉はほとんど写っていませんが、葉の先端が白く伸びているのがわかりますね。
透明尖というらしいです。
また、注目するのは朔の先端、口の部分が赤く色づいています。
これはヒナノハイゴケですね。
また、同じ場所にぽつんと生えていたのがこの子。
樹上に小さな半球状のコロニーを形成しています。
乾いてしまっているので判別つけにくいですが、葉は線形、もしくは披針形。
中肋は判別付きませんね。
ヒントが少なくこれだけだとなんとも判別付きませんが
実は以前同じ場所で蒴が付いている状態の苔を確認していました。
葉の特徴は同じように見受けられるのと、蒴が付いています。
蒴は柄の短く、蘚帽はベージュ色で深いひだがあります。
コダマゴケ(タチヒダゴケ)でしょう。
タチヒダゴケと紹介されていることが多いように思いますが、自分はコダマゴケのほうが好き。
もののけ姫みたいで。
ウロコハタケゴケ
コダマゴケを見つけた場所から道路を挟んで反対側、日当たりの良い地面の上にこんな子たちがいました。
葉と茎の区別がつかない灰緑色の葉状体。
中央には溝が形成されており、また二又によく分枝しています。
葉状体の周囲が白く見え…見えるよね?
白く見えるのであればウロコハタケゴケでしょう。
あんまり自信ないです。
周囲にハマキゴケらしき苔も小さく生えていますね。
おまけ
ヒナノハイゴケに囲まれててんとう虫が卵を生んでました。春ですね!
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